「かなトク」という名前を見かけたとき、これは制度なのかキャンペーンなのか、正直すぐには分からないですよね。青葉区に住んでいる自分が対象になるのかどうか、近くで使える場所があるのかどうか、そのあたりで止まってしまう方も多いと思います。
青葉区の地域情報メディア『あおばコンパス』のエリア担当ライター、ハルです。整体院に勤めながら田園都市線沿線を中心に生活しているので、日頃の買い物圏とキャンペーン対象エリアの関係は、わたしも気になるところです。
この記事では、「かなトク」が何を指すのか、青葉区との関係、使える場面と使えない場面、確認の仕方の順に整理します。
「かなトク」が指すものをまず整理する
「かなトク」と呼ばれているものは、正式には「かながわトクトクキャンペーン!」という神奈川県が実施するキャンペーンの愛称です。制度というより、行政が主体のポイント還元施策。
2026年6月19日から始まったキャッシュレス版が現在進行中のもので、神奈川県内の対象店舗でPayPayやd払いなど指定の決済を使うと、後日ポイントが還元される仕組みです。申込みは不要で、対象アプリをすでに持っている方はそのまま参加できます。
名前が似た「紙版かなトク」というものも別に存在しますが、そちらは商店街団体向けの補助金制度で、一般の消費者が個人で申し込むものではありません。この二つは別の話です。
青葉区も対象エリアに含まれるか
キャンペーンの対象は神奈川県全域です。横浜市青葉区は神奈川県内ですから、エリア自体は対象に入ります。ただし「青葉区内のすべての店舗が対象」というわけではなく、対象店舗かどうかは店ごとに異なります。
青葉台駅まわりや市ヶ尾、たまプラーザといった田園都市線沿いには、キャッシュレス決済を導入している飲食店やスーパーが多くあります。ただ、実際にどの店が対象かは各決済アプリの地図機能か、店頭のポスターやステッカーで確認するのが確実です。
対象となるキャッシュレス決済の種類
今回のかなトクで使える決済サービスは6種類です。この6つ以外の決済では、同じ対象店舗で使っても還元の対象になりません。
- AEON Pay(コード払い)
- au PAY(コード支払い)
- d払い(コード支払い)
- PayPay(残高・クレジット等)
- メルペイ(コード払い)
- 楽天ペイ(コード払い)
スマホアプリのQRコードやバーコードを使ったコード決済が対象です。クレジットカードの単体タッチ払いや電子マネーは対象外なので、ここは確認しておく価値があります。
還元率と上限額の読み方
還元率は店舗の規模によって異なります。地域の個人店や中小規模の店舗では最大20%還元、大手チェーンや大型店では最大10%還元。
付与の上限は、1回の支払いにつき1,500円相当まで、対象決済サービス1つにつき2,500円相当までです。6サービスすべてを使えば最大で15,000円相当の還元が受けられますが、一つのサービスで2,500円を超えた分は還元されないので、複数サービスを使い分けるほうが上限に達しやすいです。
使える場面と使えない場面の見分け方
迷いやすいのが、どの店が対象でどの店が対象外なのかという点です。飲食店・スーパー・ドラッグストア・家電量販店などは対象になることが多い一方、公式情報では対象外として明記されている業種があります。
- 対象外とされている例
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コンビニエンスストア、タクシー、駐車場・駐輪場、コインランドリー等の無人店舗、運転代行など
買い物前に「ここって対象かな」と思ったら、各決済アプリの地図機能で店舗を調べると分かりやすいです。d払いやPayPayはアプリ内のマップから対象店舗を探せます。
参加するときに見ておきたい流れ
事前の申し込みや専用アプリは不要です。すでに対象6サービスのいずれかを使っている方は、今日からそのまま対象店舗で使うだけで参加できます。
6サービスのうち、手元にあるアプリを確認します。
店頭のポスターやアプリの地図で対象店舗を確認してから支払います。
付与のタイミングは決済サービスごとに異なるので、各アプリで確認します。
青葉区内で店舗を探すときの見方
「青葉区内のどこで使えるか」を確認したいとき、わたしが使いやすいと感じているのはd払いやPayPayのアプリ内マップです。現在地周辺の対象店舗が地図上で表示されるので、外出先で調べるのに向いています。
田園都市線の駅まわり(青葉台・市ヶ尾・たまプラーザなど)は、飲食店やスーパーが集まっているため、対象店舗が見つかりやすいエリアです。ただし駅の名称で検索するより、現在地から「地図で探す」機能を使うほうが確実です。

アプリの地図で「対象店舗」アイコンが出ない店は対象外と考えると分かりやすいです
還元で勘違いしやすい二つの点
先に結論を言うと、「神奈川県内でキャッシュレス払いをすれば全部対象」というわけではありません。対象店舗かどうか、対象決済かどうか、の二つが重なって初めて還元されます。
もう一つ迷いやすいのが「かなトク」と過去の「かながわPay」の混同です。以前の施策では専用アプリが必要でしたが、今回は普段使いのPayPayやd払いがそのまま使えます。過去のイメージで「アプリが必要だから面倒」と思っている方は、その点だけ確認し直してみてください。
終了時期の見方と早めに動く理由
かなトクには終了日が明示されていません。還元総額180億円相当の予算に達した時点で終了します。開始から約80日間を見込んでいるという情報はありますが、予算到達で早期に終わることがありますので、「そのうち使おう」と思っていると機会を逃す可能性があります。
残り予算の状況は、公式サイト(kanatokucpn.pref.kanagawa.jp)で随時確認できます。キャンペーン終了の案内が出てからでは遅いので、現在の進捗は公式で見ておくといいですよ。
公式情報を確認する場所
かなトクに関する公式情報は神奈川県の公式サイト(kanatokucpn.pref.kanagawa.jp)にまとまっています。対象店舗の検索、よくある質問、各決済サービスへのリンクなど、このページを起点に確認できます。
個別の決済サービスの詳細(ポイント付与日、対象外の支払い方法など)は、PayPayやd払いなど各サービスの公式ページにも案内があります。条件が細かく異なることがあるため、気になるサービスは個別に確認しておくと安心です。
よくある失敗と向かないケース
実際に見てみると、対象外店舗で使ってしまい「なぜ還元されないのか」と気づくケースが多いようです。コンビニや駐車場は対象外です。日常的に使うことが多い場所だけに、つい対象になると思い込みやすいところ。
また、クレジットカード単体での決済は対象外です。カードと紐付けたPayPayのコード払いは対象になりますが、カードを直接タッチするタイプは対象にならない場合があります。ここは決済方法ごとに条件が違うので、利用前に各サービスの案内を一度確認しておくことをおすすめします。
今週から動いてみるための一歩
今日できることは小さくて十分です。まず手元のスマホに6つの対象アプリのうち何が入っているかを確認してみてください。それだけで、次に近所で買い物するときの動き方が変わります。
わたし自身も、仕事帰りに田園都市線の駅まわりで買い物することが多いので、対象店舗のアイコンが出るかどうかを日ごろから気にするようになりました。子どもとスーパーへ行くついでに使えるかどうかも確認しやすいですよ。
予算上限で終了するキャンペーンなので、週末の買い物のタイミングに合わせて一度アプリの地図を開いてみてください。何か一つでも対象店舗が近くにあれば、そこから始めてみるだけで十分です。無理なく続けられる範囲でやってみると、案外スムーズに使えた、という感じになると思います。そうなったら、わたしもうれしいです。













