引っ越しや転園で園をやめることになったとき、「退園届を園に出せば終わり」と思いがちです。ただ、横浜市では園の種類や利用している制度によって、区役所への手続きが必要になる場合があります。
地域情報メディア『あおばコンパス』のエリア担当ライター、ハルです。わたしは子どもの手続きほど、まず「どの園を、どの制度で利用しているか」から見るようにしています。
この記事では、保育所、幼稚園、認定こども園の違いから、退園日、園と区役所への連絡、転園や引っ越しの順に見ていきます。
退園届が必要になる場面を先に分ける
退園を考える理由は、引っ越し、転園、家庭状況の変化などさまざまです。同じ「園をやめる」でも、いま利用している制度によって必要な書類が違います。
今回、横浜市の案内を確認していて一度止まったのが「退園届」という名前でした。横浜市では、保育所等の利用終了に認定取消・利用取消申請書を使う場合があります。
- 最初に見るもの
-
園名だけでなく、保育利用か教育利用か、どんな認定を受けているかまで確認します。
園の種類で手続きの入口が異なる
横浜市の案内では、認可保育所などの「保育所等」と、幼稚園や認定こども園の教育利用は案内が分かれています。認定こども園も利用区分で確認先が異なる仕組み。
園の名前より先に、利用している区分を見る。わたしならここから確認します。書類名を先に探すより、自分がどの案内に当てはまるかを見つけやすいからです。
| 項目 | 確認先の目安 |
|---|---|
| 認可保育所など | 横浜市の保育所等利用案内 |
| 幼稚園 | 園の案内と横浜市の認定案内 |
| 認定こども園 | 保育利用か教育利用かを確認 |
保育所をやめるときは区役所にも届ける
横浜市の令和8年度案内では、保育所等を退園するとき、最終登園日を決めて園へ連絡したうえで、区役所こども家庭支援課へ書類を出す流れです。
青葉区の案内にも、保育所等の利用をやめる場合の書類として認定取消・利用取消申請書が掲載されています。園への連絡と行政の手続きは別に考える場面です。
退園する日が決まったら、まず利用中の園へ連絡します。
幼稚園は園と認定の両方を確認する
幼稚園は、園そのものの退園手続きと、横浜市の給付認定に関する手続きが重なることがあります。施設型給付園と私学助成園でも扱いは同じとは限りません。
横浜市の令和8年度案内では、幼稚園や認定こども園を退園する場合に認定取消・利用取消申請書が示されています。園独自の書類については、在籍園への確認が必要です。

園の紙だけで終わると思わず、市の認定も見ておきたいですね
認定こども園は利用区分を先に見る
認定こども園は、保育利用と教育利用で横浜市の案内が分かれます。名称だけを見ると同じ園でも、退園時に参照する手続きのページが違うことがあります。
迷いやすいのが、園の種類だけで判断してしまう場面です。保育利用なら保育所等の案内、教育利用なら幼稚園等の案内を先に見るほうが、わたしには分かりやすい順番です。
退園日は利用料にも関わることがある
横浜市の保育所等利用案内では、退園する前日までに必要書類が届かない場合、提出日までの利用料がかかるとされています。退園日は書類上の日付だけではありません。
最終登園日と書類の提出日を別々に確認することが大切です。月途中の退園では利用料の日割りに関する扱いもあるため、日付を決める前に最新案内を見ておきたいところです。
園への連絡だけで終わらない場合がある
よくある行き違いは、園へ退園の意思を伝えたことで、区役所側の手続きも終わったと思ってしまうことです。横浜市では別途書類が必要になる制度があります。
先に確認しておきたいのは、「園に出すもの」と「区役所に出すもの」の二つです。家で子どもの予定を見ながら書類を扱うなら、この二つを分けてメモするほうが混ざりにくいと感じます。
- 園へ退園日と必要書類を確認する
- 区役所へ出す書類の有無を確認する
- 提出期限と提出方法を確認する
転園は今の園と次の申込みを分けて考える
横浜市で保育所等の転園を希望する場合は、新規申請と同様の申請が必要です。単に今の園へ退園を申し出ることとは、別の手続きとして扱われています。
さらに、転園が内定すると、辞退しても元の保育所等に戻れない扱いです。次の園が決まった前提で先に今の園をやめる、という順番にはしないほうが分かりやすいと思う。
引っ越しでは転出先の手続きも確認する
横浜市外へ引っ越す場合は、今の園をやめるのか、引っ越し後も利用を続けるのかで手続きが異なります。同じ園を続ける場合も、転出先で新たな認定が必要になることがあります。
住所変更と退園を同じ一枚の手続きだと思うと、ここで迷いやすいですよね。市外転出を伴う場合は、今の園、横浜市、転出先の自治体を分けて見ると理解しやすくなります。
今日できるのは園の種類を書き出すこと
退園を考え始めた今日、最初にできるのは、通っている園の正式名称と、保育利用か教育利用かを紙に一つ書くことです。そこから横浜市の該当する案内を探せます。
わたしは手続きが重なるときほど、先に書類を集めるより「どの制度の話か」を確かめるほうが気持ちに余白ができます。家族の予定と退園日を考えるのは、そのあとで十分です。
今週末、まず園の正式名称と利用区分を書いた一枚を手元に置いて、園へ聞きたいことを一つだけメモしてみてください。次に何を確かめるかが見えれば、頭の中の負担も少し軽くなります。わたしは、手続きの入口が見えるだけでも気持ちは違うと感じています。そんな時間になったらうれしいですね。













