【横浜市青葉区】遅延型アレルギー検査とは?IgG検査との違いと医療機関3院

「遅延型アレルギー検査」と検索しても、一般的なアレルギー検査と何が違うのか分かりにくいものです。青葉区周辺の実施先や費用を調べ始めると、IgG検査やIgE検査という別の言葉も出てきます。

地域情報メディア『あおばコンパス』のエリア担当ライター、ハルです。わたしは医療情報を調べるとき、検査名より先に「何を測り、何の判断に使うのか」を見るようにしています。

今回は言葉の違いと検査結果の見方を確認したうえで、青葉区内でアレルギー検査の内容と料金を公式サイトに掲載している医療機関も3院見ていきます。

目次

「遅延型アレルギー」という言葉の意味

「遅延型アレルギー」は、検索結果や自由診療の案内で見かけることがあります。ただし、この言葉だけで一つの検査や病気を指すとは限りません。呼び方の幅がある言葉です。

食物アレルギーにはIgEが関わるものだけでなく、IgEを介さない病態もあります。症状が遅れて出ることと、食物抗原特異的IgG検査で原因が分かることは同じ意味ではありません。

一般的なアレルギー検査との違い

一般的なアレルギー診療では、食べた物や症状が出た経過を確認し、必要に応じて血液検査や皮膚テストなどを組み合わせます。検査結果だけで診断が決まるわけではありません。

特異的IgE抗体検査

特定のアレルゲンに対するIgE抗体を血液で調べる検査です。

特異的IgE抗体が陽性でも、症状がなければ食物アレルギーとは限りません。検査値と実際の症状を合わせて見る、という部分が検索だけでは抜けやすいところです。

IgG検査という名称で立ち止まりたい理由

今回調べていて、わたしが一度手を止めたのがIgG検査でした。日本アレルギー学会は、食物抗原特異的IgG抗体検査を食物アレルギーの原因食品の診断法として推奨していません。

IgG検査と一般的なIgE検査は分けて見る。健常な人にも食物抗原特異的IgG抗体が存在することなどが、学会の注意喚起で示されています。

「遅延型」という名前だけで決めないようにしています

青葉区で検査先を探す前に見るところ

では、青葉区ではどこで調べられるのか。ここでは「遅延型IgG検査の実施先」ではなく、食物を含むアレルゲンを調べるIgE系検査を公式サイトで明示している3院を取り上げます。

同じView39でも保険診療と自由診療で金額が違う施設があります。検査項目数だけでなく、検査名と料金の条件をセットで見ると違いがつかみやすくなります。

あおばの森内科クリニックの検査

若草台のあおばの森内科クリニックでは、39種類を調べるView39と48種類を調べるMAST48を案内しています。View39には卵、牛乳、小麦、そば、大豆、魚介類などの食物項目も含まれます。

View39の料金目安は、保険適用で3割負担の場合約4,500円に診察料が別途。自由診療では13,200円です。所在地は青葉区若草台17-1-2Fで、桂台バス停から徒歩2分。敷地内駐車場もあります。

公式サイトには事前予約制とあります。公式サイトURLは「あおばの森内科クリニック」で確認できます。

しらとり台クリニックの検査内容

しらとり台クリニックでは、39項目を一度に調べるView39を実施しています。公式サイトでは、抗体が陽性でも必ずアレルギー反応が出るとは限らないことも説明されています。

料金目安は、保険の自己負担が3割の場合で約5,000円。検査結果はおおよそ3~6日と案内されています。所在地は横浜市青葉区しらとり台3-34です。

受診時は電話で時間指定や当日の順番を確認する運用です。公式サイトURLは「しらとり台クリニック」で確認できます。

青葉台かなざわ内科の検査内容

青葉台かなざわ内科・内視鏡クリニックでは、自費診療としてView39のほか、16種類を調べる食物アレルギーセットも案内しています。青葉台駅から徒歩3分です。

公式料金はView39が15,000円、食物セットが8,000円。所在地は青葉台2-2-2キテラプラザ青葉台3Fで、共用駐車場と提携駐車場の案内もあります。

こちらも掲載されているのはIgE系の検査で、食物抗原特異的IgG検査とは別です。公式サイトURLは「青葉台かなざわ内科・内視鏡クリニック」で確認できます。

三つの医療機関で違う検査と料金

三つを並べると、同じ青葉区内でも検査方法と料金の設定が違います。わたしなら、料金だけを比較する前に、自分が見ている検査名が同じかを確かめます。

医療機関主な検査料金目安
あおばの森内科クリニックView39・MAST48View39は3割負担約4,500円、自由診療13,200円
しらとり台クリニックView393割負担で約5,000円
青葉台かなざわ内科・内視鏡クリニックView39・食物セット自費View39 15,000円、食物セット8,000円

保険適用になるかどうかは、症状や診察内容などによって異なります。診察料や追加検査が別途かかる場合もあるため、掲載金額だけを受診時の総額とは考えないほうがよさそうです。

検査結果だけで原因食品は決められない

検査表に陽性と出ると、その食品が原因だと受け取りやすくなります。ただ、特異的IgE抗体検査でも、陽性という結果だけで食物アレルギーの確定診断にはなりません。

IgG検査については、日本アレルギー学会が原因食品の診断に使うことを推奨していません。検査の名前が似ているだけに、IgEとIgGを同じものとして読まないことが大切です。

医療機関を比べるときの確認順序

施設のページを開いたら、最初に検査名称を見ます。その次に測定する抗体、検査項目、保険適用の条件、料金、結果説明の方法へ進むと、違う検査を同じものとして比べにくくなります。

STEP
検査名称を見る

View39、MAST48、IgGなど、正式な検査名を確認します。

STEP
測定内容を見る

IgEかIgGか、どの項目を測る検査なのかを見ます。

STEP
料金条件を見る

保険診療と自由診療、診察料の有無を確認します。

料金や検査内容は変更されることがあります。実際に予約するときは、各院の公式サイトで最新情報を確認するところまでを一つの流れにしておくと分かりやすいです。

検査情報で迷った日にできること

今日できることなら、候補の医療機関を一つだけ開き、検査名の横に「IgEかIgGか」をメモするところからで十分です。費用比較はその後でも間に合います。

今回3院を調べてみても、同じ「アレルギー検査」という言葉の中にView39、MAST48、食物セットと違いがありました。わたしは、名称を一度書き出してから比べるほうが落ち着いて読めると感じています。

検索画面を何枚も開くより、まず気になる一院の検査ページを今日一枚だけ見てみてください。何を測る検査なのか分かれば、次に見る情報も少し絞りやすくなるはずです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「あおばコンパス」ハル

横浜市青葉区在住のハルです。地域情報メディア『あおばコンパス』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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