青葉区で「本を借りたい」「静かに読みたい」と思ったとき、山内図書館しか頭に浮かばない方も多いのではないでしょうか。でも区内には、図書館以外にも本に触れられる場所があって、目的によって向き不向きが変わります。
横浜市青葉区の生活情報メディア『あおばコンパス』エリア担当ライターのハルです。区内に長く住んでいて、仕事帰りや週末のついでに立ち寄れる場所かどうかを、わたしは最初に気にします。
この記事では、区内の図書施設に含まれる範囲の整理から始めて、借りる・返す・座って読む・学習に使うという目的ごとに、確認しておくと役立つ点を順番に書いていきます。
「図書施設23か所」という数字が指す範囲
区内の図書施設が「23か所」と紹介されることがあります。ただし横浜市の公式ページ(2024年9月更新)では、山内図書館以外に「24か所」の図書貸出施設があると記載されています。施設数は変わることがあるため、最新の情報は横浜市の公式ページや「青葉区読書施設ガイド」でご確認ください。
この数字に含まれるのは、地区センター、コミュニティハウス、市民図書室などです。山内図書館は含まれていない別枠の施設。つまり区全体では、それらを合わせた規模になります。
区内で本に触れられる施設の種類
施設の種類によって、できることが変わります。はじめて利用する前に確認しておくと、目的と場所がかみ合いやすくなります。
- 横浜市立山内図書館
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あざみ野駅から徒歩2分。区内唯一の市立図書館で、貸出・返却・予約・閲覧席がそろっています。
- 地区センターの図書コーナー
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施設独自の本を貸出・閲覧できます。図書取次サービスの対象施設もあります。
- コミュニティハウスの図書室
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小中学校の余裕教室を活用した施設が多く、蔵書数は施設によって大きく異なります。
- 地域ケアプラザ
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一部施設に本が置かれていますが、貸出は不可で閲覧のみです。
本を借りたいときに確認しておくこと
山内図書館での貸出は、1人10冊まで、2週間(14開館日)が基本です。利用には横浜市立図書館カードが必要で、申請には本人来館が原則となっています。
地区センターやコミュニティハウスで借りる場合は、施設独自のカードが必要なところもあります。山内図書館のカードと地区センターのカードは別物のため、はじめて訪れる施設では受付で確認するのが確実です。
図書取次サービスで受け取り・返却する方法
青葉区には「図書取次サービス」があり、区内7施設で、予約した横浜市立図書館の本を受け取ったり返却したりできます。対象施設は、美しが丘西地区センター、大場みすずが丘地区センター、奈良地区センター、藤が丘地区センター、若草台地区センター、青葉区区民交流センター(田奈ステーション)などです。
利用するには、横浜市立図書館カードのほか、パスワードとメールアドレスの登録が必要です。予約連絡メールが届くまでは受け取りができない点は見落としやすいので、先に確認しておくと楽です。
横浜市立図書館の蔵書検索ページから読みたい本を予約します。
メールが届いた日から1週間が取置期間です。期間を過ぎるとキャンセルになります。
図書館カードを持参して、各施設の受付時間内に受け取ります。
本を返したいときに知っておくと助かること
山内図書館で借りた本は、区内の取次対象施設や駅返却ポストでも返せます。返却ポストは閉館後でも使えるため、仕事帰りでも間に合います。
ただし、取次施設や駅返却ポストで返却した場合、処理が完了するまで2日から3日かかることがあります。「返したはずなのにまだ貸出中になっている」という状態は、これが理由のことが多い。気になるときは山内図書館に確認を。
座って読みたいときの施設ごとの違い
山内図書館には閲覧席が一般書架53席、児童書架24席あります。座席予約サービスも設けられていて、予約席A(11席・パソコン持込み可・無線LAN対応)、予約席B(18席・図書を使った調べもの専用)、予約席C(4席)の3種類から選べます。
地区センターやコミュニティハウスにも読めるスペースがある施設はありますが、席数は施設によってかなり差があります。「静かに本だけ読みたい」と「パソコンも使いたい」では向く席が変わるので、事前に確認しておく価値があります。
学習利用で事前に押さえておきたいこと
先に確認しておきたいのは、山内図書館の座席予約ルールです。予約できるのは1日1件まで、1コマ90分(1日2回まで)。WEB予約した場合も、来館して15分以内に発券しないと自動キャンセルになります。
地区センターの学習コーナーは、夕方から混み合うことがあります。わたし自身、平日の夕方に立ち寄ったら満席で引き返したことがあって、以来、行く前に施設へ一本電話するようにしています。一本かけるだけで空振りを防げる。
子ども向けコーナーを探すときの見方
山内図書館には児童書架があり、子ども連れでも落ち着いて過ごしやすい空間です。地区センターやコミュニティハウスにも絵本などを置いている施設はありますが、蔵書数は施設ごとにかなり差があります。
お子さんと一緒に使う場合は、子ども向けの本が充実しているかどうかを事前に確認するのが安心です。駐輪場や駐車場があるかどうかも、わたしはつい確認してしまいます。

子ども連れでも入りやすいかは、わたしも最初に気になります
公式情報はどこで確認できるか
施設の数、開館日・時間、貸出条件はいずれも変わることがあります。利用前には必ず各施設の公式情報をご確認ください。
- 横浜市山内図書館の公式サイト
- 横浜市公式「図書貸出施設のご案内」
- 青葉区読書施設ガイド「本と出会える場所」(PDF)
- 各地区センター・コミュニティハウスの公式サイト
青葉区読書施設ガイドは令和6年4月発行のPDFで、区内の施設が地図付きでまとめられています。自宅から行きやすい場所を把握するのに、これが一番分かりやすいと感じています。
今週、一か所だけ確かめてみませんか
区内には山内図書館を含めると25か所前後の図書貸出施設があります。全部を把握しようとしなくても、今の生活圏から一番近い施設を一か所だけ調べてみるだけで、次に何をすればいいかが見えてくる気がしています。
週末の外出前に、青葉区読書施設ガイドのPDFをスマホで開いてみてください。地図と一緒に施設一覧が載っていて、駅からの距離感もつかみやすくなっています。わたしもこのガイドを見てから、近所のコミュニティハウスに図書室があることを初めて知りました。
「あの施設にも本があったのか」と感じる場所がきっと見つかるはずです。そこに一度足を運ぶ小さな一歩が、日常の中に本と出会える場所を一つ増やすきっかけになったらうれしいです。













